和室は、ほんとうに人気がありません。
ある調査によれば、和室を好む方は3割で、約7割の方は洋室を選ばれるそうです。
50代の入居者でも和室より洋室を好む世代になっているそうです。
もう和式のトイレはなかなか見かけなくなりましたが、和室に関してもそれくらいのイメージになりつつあります。
新築の建売住宅の間取りを見ても、和室はほとんど無くなってきており、リビングの済みに和室があるかないかぐらいまでになっています。

ずっと和室で空室に悩んでこられた大家さんは、もうそろそろ洋室に変えられた方が無難です。
和室のままだと同じ間取りの洋室の物件より、恐らく数千円は差をつけないと決まらないかも知れません。
場合によっては、数千円下げても決まらないことも覚悟しないといけなかもしれません。
例えば2LDKの物件で、2室とも和室だと、かなり入居者に敬遠されしまうのは間違いありません。
少なくとも1室は、和室にするか、もし予算がゆるせば2室とも洋室にした方が良いと思います。
よく他の方のブログで和室を琉球畳に変えてみたり、アジアン風にしたりされていますが、遠回りをされているだけだと思います。
琉球畳より洋室にするほうが、初期投資も経年劣化によるコストも安上がりになると思います。
またアジアン風は壁紙の色と同じで、好きな方と嫌いな方に分かれます。
せっかく投資をするなら万人受けのする洋室にした方が早道です。

洋室にする場合は、必ずフローリングにしましょう。
フロアカーペットだと和室よりましですが、フローリングよりイメージがどうしても落ちてしまいます。
よく気にされるのが、下の階に響かないかという事です。
私が思うに、下の階に響くかどうかは、材料と大工さんの腕次第だと思います。
和室から洋室へのリフォームは、まず畳を撤去します。
それから床に根太とよばれる材木を等間隔で敷き詰めて床に固定します。
そしてその上にフローリング材を敷き詰めていくのですが、この根太の間隔が開きすぎると、床がきしむ原因になります。
また壁際は少し空きをつくらないと、これもまた床がきしむ原因になります。
この様な大工仕事は、腕のある無しで変わってきます。
一見、きれいに出来たフローリングでも、床下の根太の施行具合によっては、台無しとなります。
それと押入れや襖も直さなくならないかという事ですが、それは我慢して頂ける入居者も多いです。
あえてお金をかけて、クローゼットや洋室の戸に変更しなくても良いと思います。

私も、畳の部屋は入退去のある度に、洋室へ変えていってます。
私がお願いしている大工さんは、腕のある方で、畳撤去代含めて6畳約10万円ちょっとでやって頂いています。